永平寺町移住でかなえた、都会にはない楽しみが広がる田舎暮らし

藤井康成さんファミリー

福井市出身。高校卒業後、県外へ。その後は海外での活動や大阪市内でレコード店を経営していたが、新型コロナウイルスの影響や子どもが生まれたことを機に移住を決意。永平寺町で見つけた空き家を購入し、2022年7月に移住。


子育ての理想の地を探して

のどかな田園風景が似合う1軒の立派な古民家。2022年7月、ここで新たな暮らしをスタートさせたのは、大阪市から移住した藤井さんご一家です。福井市で生まれ育った藤井康成さんは、高校卒業後大阪へ。レコードショップを営みながらDJとしても活躍していましたが、コロナ禍と妻MISTYさんの妊娠を機に、移住を考え始めたといいます。「コロナ禍によって店のお客様もDJとしての活動機会も減っていく中、子どもができたことは大きかったですね。これからの暮らしや子育てについて考えた時に、都市型のライフスタイルに疑問を感じて移住を決意しました。福井県には実家があるので安心感もありましたし、幸福度ランキングが常に上位というのも魅力的でした」と藤井さん。

 県内の空き家を探して見つけた理想的な物件が、永平寺町の今の住まいでした。「物件ありきではありましたが、縁を感じて永平寺町について色々と調べてみたところ、小中学校の給食費無料や高校生までの医療費無料など子育て支援が充実し、移住の際に利用できる補助金制度も手厚くて。そこにも魅力を感じ、迷いなく永平寺町に決めました」。一時預かりや病児保育に使える無料チケットの配布など、永平寺町が特に力を入れている子育て支援は、移住を検討する多くの子育て世帯からも注目を集めています。「ファミリーでの移住が多いのも納得です。子どもがいるなら、より住みやすさを感じられる町だと思いますね」。